こんにちは。院長の瀨田浩之です。当院では最近眼瞼下垂手術希望の方が多くなってきました。眼瞼下垂の手術は大半が保険適応で手術ができる事が多いです。というか眼瞼下垂と診断した時点で保険適応なのですが、その件については今回は割愛させていただきます。手術の際、重視することには次のことがあります。 まず 、眼瞼下垂症の手術の第一義的な目的は、視機能の改善です。単に美容的な仕上がりのみを追求して ドライアイや他の症状が出現することを防がなくてはいけないと考えています。二次修正希望の患者様のなかにはこのような症状を抱えたまま受診される患者さまもいらっしゃいますが、眼科受診をされたことがないとおっしゃる方も多数おみえになります。術前に必要であると判断した患者さまには、近隣の眼科にご紹介させていただき術前の機能をチェックして頂いています。眼瞼下垂をきたす疾患は頭部や眼窩内病変の可能性もあることから必要と判断した場合は、近隣の総合病院にて頭部MRIにて精査することもあります。 術前に違う病気がみつかり その治療を優先したこともあります。 まれな例では、重症筋無力症といった病気もあることも念頭にいれて手術に向かっています。
長々と書きましたが、単に眼瞼下垂の手術といってもいろいろな方法があり しっかりとおはなしをさせて頂き、納得していただいた上で 今後も手術をしたいと考えています。
まずは 最近 瞼が重たくなってものが見づらくなってきた 等の症状がある方はお気軽に受診ください。