こんにちは、院長の瀨田浩之です。
先週週末は、時間を見つけて
第14回プライマリーケア連合学会学術大会に参加しました。
豊田、名古屋での開催でした。
色々なお話しが聞けました。
中でも次の演題は興味深いので記載しておきます。
会場にいる参加者の75%が
30年後には、現状のかなりの業務がAI化されていると実感しているのは、驚きでもあり、納得もしました。
草島 邦夫(北海道家庭医療学センター 栄町ファミリークリニック)
座長:中川 貴史
(医療法人北海道家庭医療学センター 栄町ファミリークリニック)
草島 邦夫(北海道家庭医療学センター 栄町ファミリークリニック)
演者:オープニング・リマークス
鳥山 敬祐(栄町ファミリークリニック)
岡野 貴史(ジャパンメディカルデバイス株式会社)
荘子 万能 (BonBon株式会社、医師)
堀江 和博(滋賀県日野町)
デジタルヘルス”とは、人工知能やIoT、ウエアラブルデバイス、仮想現実(VR)など最新のデジタル技術を活用して、予防から治療、回復まで、健康を維持するものを包括する概念です。デジタルヘルスを活用することで、プライマリ・ケアの理念に沿った診療の質の改善、「デジタルヘルスを活用したSociety5.0におけるプライマリ・ケアという新たなパラダイムを構築していくこと」が期待されています。
([日本のプライマリ・ケアに沿ったICTの活用についての提言」日本プライマリ・ケア連合学会, 2022.)
①スーパーコンピュータ「富岳」の演算能力によって、実際の臓器をデジタル上に精緻なシミュレータとして再現し、そのシミュレータで行った検証結果を現実の治療にフィードバックする”医療デジタルツイン”の開発に携わる医師とエンジニアの協働
②感情に強く働きかけるゲームの性質と医学を掛け合わせた”Gamify Medicine”を提唱し、ゲーム内のプレイヤーの複雑な挙動データから複数の認知機能を測定しようとする医師であり起業家でもある演者の取り組み
③これらの次世代医療につながる技術やデバイスが、家庭医療学や地方行政にどのように活用され、プライマリ・ケアを発展させていくかを、若き首長と熟達の家庭医の視点から考察します。デジタル技術と医療の組み合わせにより、社会をより良くしていく