今年の美容皮膚科学会は、大阪国際会議場で行われました。 いろいろ勉強になりましたが特に話題になったのはニキビ治療の最前線です。保険適応の外用剤が昨年度、今年度と立て続けにでてきています。当院でも採用していますが、その外用剤の報告等が行われていました。
また、レーザーの新しい機器のピコ秒レーザーが特に話題になっていました。春の形成外科総会で少し話を聞いた時はあまり理解ができていなかったのですが、今回かなり理解できました。ナノ秒レーザーが出た時もepoc makingだったように記憶していますが、それ以来の出来事のように感じています。 レーザー治療も どんどん進化していくように感じています。 医療の分野も新しい知識や新しい機器がどんどんでてきています。ただ新しい治療、新しい機器がそれだけで最善の治療とは限りません。いまなお見直されている治療もあります。しっかりと医学的知識を踏まえ 常にそれが最善なのか、その人にとって最善なのか を考えることが大事だとおもっています。 自分も絶えず勉学に励みながら そこにある 目の前の 人 をみる医師でありつづけたい と思っています。