こんにちは。院長の瀨田浩之です。
皮膚腫瘍摘出術について再度おはなしします。最近、皮膚のできものが 悪性腫瘍かどうかの問い合わせやご心配でご来院される患者さまが多数おみえになります。
テレビやネット等で不安を煽るコメント等ありますが、悪性像が明らかな方は非常に稀です。
ただ、一定数悪性のいわゆる癌の方は実際に、おられますので当院でも万全を期して手術をさせていただいております。
ただし、ほぼ、悪性像をみとめる方はいらっしゃいませんが、基本的に整容的な面からも手術をご所望されるかたも多数おみえです。
形成外科専門医として、手術時に整容面を重視した、摘出方法を検討しています。
状況によっては、当院の形成外科専門医の先生たちとカンファレンスを行うとこともあります。
当院では、初診時に、まず問診をおこない患者さまの状況を把握させていただきます。
内服薬によってはすぐに手術ができないこともございます。
基本的なスタンスとしては、皮膚腫瘍は可及的早期に手術を予定させていただきます。
2023.4月から、大幅に医師の増員がありましたので、手術枠が大幅に増加しています。常勤医師、非常勤医師合わせて8名体制で行っています。
故に、患者様の日程に、ある程度手術を合わせる事が可能になっています。
お気軽にご相談ください。
費用に関しては以前のブログにて詳細に記載していますので、ご一読ください。
露出部で病理代金込みで8300円程度 (3割負担)、非露出部で 7000円程度(3割負担)です。
半袖、半パンになった状態をイメージしていただき、それより遠位が露出部、で服で隠れるところが非露出部といいます。
一割負担の方はこの概ね3分の1の自己負担料金です。
料金については、くわしくお聞きになりたい方は、受付にてお聞きください。
大きさによっては、すこしづつ負担が多くなります。当院では、基本的にたくさん皮膚腫瘍があっても1ヶ月に1個の部位を手術とさせていただいています。
しっかりとダーマスコピーで悪性像の評価をして手術に臨んでいます。
あきらかに悪性なBCCや悪性黒色腫、扁平上皮癌 と診断した場合は近隣の総合病院皮フ科、たとえば名古屋医療センター(国立)や西部、東部医療センターまたは、名市大病院または、名古屋大学病院へ、愛知県癌センターご紹介させていただいています。
可能な限り、当院でほとんどの皮膚腫瘍摘出術は可能ですが、安静が必要な部位等は困難な事がございます。
状況によって皮弁術や植皮術といった形成外科独特の方法で創部を閉創する事があります。
なお、基本的に当日手術は難しいのでご了承ください。
手術は、必ず術前検査、採血、心電図検査等を行いますのでよろしくお願いします。
手術の前に必ずダーマスコピーという器械にて確認していますのでご安心ください。
お気軽にご相談ください。
待ち合い時に問診表に記載をしっかりとしていただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
院長 瀨田浩之