こんにちは。
院長の瀨田浩之です。
いま 昼に眼瞼下垂の手術が終わり、ブログを記載しています。
現在、手術日は 火曜日 金曜日 のお昼 と 土曜の午後施行しています。
おかげさまで手術件数が加速度的に増加いたしまして、手術をまっていただいております。
誠に申し訳ございません。
なお、眼瞼下垂、瘢痕拘縮形成術、皮弁術 等のやや時間がかかる手術は
火曜日のお昼にさせていただいています。
その他、比較的短時間でできる皮膚腫瘍摘出等は平日の15:30-16:00の時間で施行は可能な時がありますのでご相談下さい。
また、平日の15:30-16:00は
美容相談や美容施術も同時間で拡大受付していますのでよろしくお願い申し上げます。
さらに最近手術時にいわゆる成人病の患者さまが急増しているのを発見することがあるのでここで申し上げます。
手術前や 後の経過に著しく影響することがあるのでご協力下さい。
なお、私自身内科の治療も提供可能ですので 引き続き当院で希望ある方は当院で継続治療を施行します。
わたしが、プライマリーケア連合学会の認定医と指導医をとっていますので、術後の患者様等いわゆるかかりつけの内科疾患はフォローすることができます。
遠慮無く申し出下さい。
なお、そのなかでも糖尿病は自分が得意とする分野で 前医で勤務時も透析まで管理していましたので、しっかりと治療をしていきたいと思っています。
以下、糖尿病について述べます。
糖尿病とは
食事をするとその中に含まれる糖質は、胃などで消化され、ブトウ糖になります。
そのブドウ糖は、全身の細胞に供給され、エネルギー源になります。血中のブドウ糖は増えすぎると(高血糖状態)、
インスリンという血糖量を下げるホルモンが分泌されて、血糖量を正常な量に調整しています。しかしインスリンが十分に働かなくなったり、インスリンの分泌量が低下したり、血糖をコントロールできなくなり、血糖値が高い状態になる病気が糖尿病です。
糖尿病の原因
糖尿病は、遺伝的な体質が影響していることが考えられていますが、遺伝的な体質の人が誰でも糖尿病にかかるわけではなく、
食べ過ぎ、運動不足、肥満、ストレスなどの不規則な生活習慣などの環境が加わって起こりやすくなります。
西洋医学の糖尿病治療は いわゆるさまざまなものがあるので 今回は割愛します。じぶんの中ではオーソドックスな治療をおこなっています。
ガイドラインにそって行っています。
今回は ちょっと変わった漢方のはなしを記載させていただきます。
漢方でいう糖尿病の考え方
漢方では、糖尿病のことを“消渇(しょうかつ”)といいます。
消渇とは体の中の水が尿に流れるように出てしまい、多尿、口渇のある病気=糖尿病を意味します。
漢方では昔から、脂っこいものや贅沢に食べ物を摂りすぎると消渇になると考えられています。
漢方薬と西洋薬
糖尿病治療は、食事療法と運動療法、西洋薬(血糖降下薬)を利用することで、血糖をコントロールします。
漢方薬にも血糖値を下げる作用を持つものがあります。漢方薬は、血糖を下げる作用が穏やかなので、西洋薬のように治療の基本として用いられるのではなく、
しびれ、疲労感、冷えなどの改善や、合併症の予防のために補助的に使われます。
糖尿病の漢方薬
八味地黄丸(はちみじおうがん)… 老人の糖尿病が適応。腎の機能低下、老化現象に適応します。
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)… 肥満症に適応。脂肪太りを改善して、動脈硬化症や糖尿、痛風といった代謝異常疾患の予防。
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん) …糖尿病性末梢神経障害、頻尿、しびれ、冷えなどに適応。