セタファミリークリニックは頭痛外来を実施しております。
~頭痛外来からのメッセージ~
「片頭痛」という病名から、片側がズキズキする頭痛を思い浮かべる方が多いかもし
れません。
確かに、片頭痛では脈打つような痛みがよくみられます。しかし、必ずしも片側だ
けが痛むわけではなく、ズキズキしない片頭痛もあります。
片頭痛の特徴の一つは、体を動かすと痛みが強くなることです。階段の上り下りや
、ちょっとした動作もつらくなり、横になって休みたくなることがあります。
また、頭痛だけでなく、吐き気や、光・音・においに敏感になる症状を伴うことが
あります。まぶしい光や対向車のヘッドライト、テレビの音などがつらく感じられた
り、香水や柔軟剤、食べ物のにおいが気になったりすることもあります。
片頭痛は、いわば「ストーリーのある頭痛」です。
頭が痛くなる前から、肩がこる、首筋が張る、なんとなく疲れるといった症状が現
れることがあります。「肩こりが原因で頭痛が起きた」と思っていても、実は片頭痛
の始まりのサインかもしれません。
また、頭痛の前に目の前がチカチカしたり、ギザギザした光が見えたりする「前兆
」を伴う方もいます。ただし、片頭痛では前兆を伴わない方のほうが多いとされてい
ます。そして、頭痛が治まった後にも、だるさや疲労感が残ることがあります。
このように、片頭痛には、頭痛が始まる前から治まった後まで、さまざまな症状が
現れることがあります。
片頭痛には、家族に同じような頭痛を持つ方がいることも少なくありません。片頭
痛のなりやすさには遺伝的な要因が関係しており、親子で片頭痛がみられることもあ
ります。
片頭痛の症状や程度は、人によってさまざまです。大切なのは、痛みの強さだけで
はなく、頭痛によって日常生活がどのくらい妨げられているかということです。
ご自身の頭痛について、少し振り返ってみませんか。
頭痛の特徴を知ることが、適切な診断と治療への第一歩になります。
山田健太郎