こんにちは
お正月はとても暖かく春のような陽気でしたが、ここ数日は寒く、ようやく冬らしくなってきましたね。
寒くなってくると、使い捨てカイロや湯たんぽなど暖房グッズが欠かせない!という方も多いと思います。
しかし、長い時間、暖房器具に触れ続けると「低温やけど」を起こす危険性があります。
そこで、今回は、低温やけどについてお話ししたいと思います。
「低温やけど」とは、44~50℃のものが長時間、肌の同じ部位に触れていることにより筋肉などが壊死しておこるやけどを言います。
一般的に44℃の場合で3~4時間、46℃では30分~1時間、50℃では2~3分で低温やけどを発症すると言われています。
痛みや熱さなど自覚症状を伴わないで発症することもあるので、皮膚の表面はわずかなやけどに見えても、内部が壊死していることもあり、そうなると治療に数か月を要したり、最悪手術が必要になったりする場合もあります。
使用時の注意点
体に貼り付けるタイプのカイロや、湯たんぽを使う場合は、直接肌に触れないように使用することが大切です。
そして、湯たんぽは使用したまま就寝すると、低温やけどが重症化しても気づかず長時間経過してしまう為、布団を温めたら湯たんぽを取り出し、就寝時は使用しないほうが安全です。
これからまだまだ寒くなるので、使い捨てカイロ、湯たんぽだけではなく、こたつ、電気カーペットや電気毛布も
使用上の注意をよく読み正しい使い方を心がけましょう。