高齢者肺炎球菌ワクチンについて

 

こんにちは♪

平成26年10月から高齢者肺炎球菌ワクチンの定期予防接種になりましたね。

ワクチンのCMに西田敏行さんや加山雄三さんが出ており、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。

 

肺炎は日本人の死因の第3位で、そのうち95%が65才以上となっています。数字に表すと驚きの数ですね(>_<)

肺炎は風邪が重症になったものと思っている方もいるかもしれませんが、肺炎は細菌やウイルスへの感染によって肺に炎症が起きる病気で、季節を問わず1年中かかる可能性があります。

元気なようでいても年齢とともに免疫力(抵抗力)は低下してくるので、感染リスクも高くなり、体調を崩すなどをきっかけに肺炎を引き起こしやすくなります。

 

 

 

肺炎球菌と肺炎球菌ワクチンとは

肺炎の原因となる細菌には様々なものがありますが、高齢者の肺炎の原因で最も多く、重症化しやすいものが肺炎球菌です。

肺炎球菌にはたくさんの型がありますが、現在使用されているワクチンは、このうち肺炎の原因となりやすい23種類の型について感染を予防する効果があります。

予防接種の効果がどのくらい持続するかには個人差がありますが、健康成人であれば少なくとも5年以上は効果が持続するといわれています。

予防接種をしたからといって絶対にかからないというわけではありませんが、症状が軽く済んだり、特に、糖尿病や腎臓病等、他の持病などによって免疫力が低下している人は、肺炎にかかりやすく重症化しやすいので、予防接種を行うことをおすすめします♪

 

 

定期予防接種の対象となる方

①65、70、75、80、85、90、95、100歳となる年度に属する方。

②60歳以上65歳未満で心臓、腎臓、呼吸器の機能障害、HIVによる免疫機能障害があり、その程度が身体障害者1級相当である方。

(該当する障害があることがわかる身体障害者手帳の写し又は診断書が必要です)

 

 

 

任意予防接種の助成対象となる方

定期予防接種の対象年齢に該当しない65歳以上の方。

 

※ 過去に接種を受けたことがある方は対象となりませんのでご注意ください。

 

※ 年齢によって定期予防接種または名古屋市独自の任意予防接種の助成制度どちらかの扱いとなります。

自己負担等に違いはありませんが、万が一副反応による健康被害が生じた場合、適用される制度が異なります。

 

 

自己負担金(医療機関で支払う金額)

4,000円(定期予防接種、任意予防接種どちらも同額です。

 

※ 脾臓の摘出により健康保険が適用される方や、公害補償制度が適応となる方は、この自己負担金より安価に接種を受けることができる場合がありますのでご注意ください。

 

当クリニックは予防接種指定医療機関でございます。予防接種には予約が必要となりますので、予防接種をご希望される方はお電話くださいませ。

また、お問い合わせやご相談がございましたら、お気軽にお電話くださいませ♪

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    当院は療担規則に則り明細書については無償で交付いたします。

  2. 一般名での処方について

    後発医薬品があるお薬については、患者様へご説明の上、商品名ではなく一般名(有効成分の名称)で処方する場合がございます。

  3. 医療情報の活用について

    当院は質の高い診療を実施するために、オンライン資格確認や電子処方箋のデータ等から取得する情報を活用して診療を行っています。

  4. 医療DX推進の体制に関する事項及び情報の取得・活用等について

    ウェブサイトへの掲載を行っています。

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