骨粗鬆症は高齢者だけの病気ではありません

こんにちは

今日は午前中に降った雨の影響か、午後は晴れ間がみえても風がとても冷たく感じました。

 

さて、今日は、「よく聞く病名だけど、自分の問題か?というとあまり気にしていない。。。」骨粗鬆症についてお話したいと思います。

 

骨粗鬆症って、どんな病気?

骨量(カルシウムやコラーゲンなど)が減少して、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気です。

骨粗鬆症になると、骨がスカスカの状態になり、くしゃみや寝返りだけで骨折してしまい、寝たきりの原因になってしまうこともあります!

現在、患者数は全国で1300万人とも言われており、男女比では圧倒的に女性に多くみられます。

 

何が原因?

加齢やカルシウム不足、運動不足、喫煙や飲酒などが関係しており、特に女性では、閉経による女性ホルモンの減少が最も大きな原因となります。

(骨量は骨格の成長とともに20歳頃までに増加し、成人期にピークを迎え、閉経後急激に減少していきます)

これらの要因によって、新しい骨を作る働き(骨形成)と古い骨を壊す働き(骨吸収)のバランスが悪くなることで骨粗鬆症になります。

 

どんな症状?

初期は自覚症状が少ないため、骨折して初めて病気を自覚することも少なくありません。

病気が進むと、背中や腰が激しく痛む、身長が縮む、背中・腰の曲がりが目立つ、転んだだけで骨折するなどの症状が現れます。

 

予防するには?

①食事はバランスよく摂りましょう!

特に乳製品・小魚・大豆製品などに多く含まれるカルシウムや、キノコ類・魚などに多く含まれるビタミンDは積極的に摂ることが勧められます。

1日の摂取量は、カルシウムが800mg、ビタミンDが400~800IU、ビタミンKが250~300Ugとされています。

また、最近ではビタミンDが筋力の衰えにも効果的に働き、転びにくくする作用があることが分かっています。

②日光浴をしましょう!

カルシウムの吸収を高めるビタミンDは、日光浴によって作られます。

夏は木陰で30分、冬は1時間程度を目安にしましょう。

③適度な運動を心がけましょう!

運動で骨に力がかかると骨を作る細胞の働きを活発にします。さらに運動によって鍛えられ、身のこなしがよくなって、転びにくくなり骨折の防止につながります。

 

日常生活の中に少しずつ取り入れ、骨粗鬆症を予防しましょう!!

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