こんにちは
今朝は風が冷たく感じましたが、日中は陽が差しポカポカしていましたね。
特に家の中は暖かく快適ですが、
高齢者にとっては思わぬ危険が潜んでいることもあります。
家の中に潜む意外な危険場所
65歳以上の高齢者の転倒事故の8割近くが家の中で起きています。
玄関や階段などの大きな段差はもちろん、敷居や室内のドア部分の小さな段差など。
高齢者は怪我をすると重症になりやすい傾向が多く、例えば、お尻から転倒して大腿骨を骨折した場合、歩くことができなくなり介護が必要になることも・・・
専門業者に頼んで自宅をリフォームするのが一番ですが、ちょっとした心がけや市販のグッズを使うことで予防することができます。
・ちょっとした物につまづくことも多いため、整理整頓をし床に物を置かないようにしましょう。
・スリッパや靴下も滑る原因となることがあるため、使用する場合は滑り止めのついたものがよいでしょう。
・電気コード類はできるだけ部屋の隅にやるか、カーペットや壁を沿わせるようにし、使用していないコードは片付けましょう。
・カーペットはめくれ上がらないようにテープやピンで止めたり、部屋の隅まで敷き詰められるものを使うとよいでしょう。
・敷居などの小さな段差がある場所には、目立つようにカラーテープを貼って意識したり、スロープを使用するのもよいでしょう。
・階段は手すりをつけ、視力が衰えていても足元が見えるように足元灯をつけるのもよいでしょう。
日常生活でこまめに体を動かし、散歩やストレッチなど無理なくできる運動を心がけ、体力やバランスの維持に努めましょう。
最後に、
高齢者が安全に暮らせるように住環境を整備する場合、「介護保険制度」で要介護と認定された人は、自宅の改修費の一部を支給されたり、転倒防止の為の福祉用具の貸し出しを受けることができます。
また、それ以外の場合でも、公的な助成制度を利用できる場合があります。
詳しくは、お住いの市区町村の窓口までお問い合わせください。